今年で48回目を迎える報知映画賞の表彰式が行われた。主演男優賞は「ヴィレッジ」「春に散る」の2作品で閉鎖的な村で生きる青年とボクサーというハードな役を演じた横浜流星さんが受賞。そして「春に散る」でW主演を務めた佐藤浩市さんがサプライズで駆け付け、横浜さんと笑顔でグータッチし受賞を喜んだ。作品賞に選ばれたのは実際の障害者施設殺傷事件をモチーフにした宮沢りえさん主演の映画「月」。事件を起こす青年を演じた磯村勇斗さんが助演男優賞を、施設職員を演じた二階堂ふみさんが助演女優賞を獲得。監督賞は全米で歴代邦画実写No.1興収を記録した「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督が獲得。主演の神木隆之介さんがサプライズで花束を贈った。そして主演女優賞に輝いたのは「レジェンド&バタフライ」「リボルバー・リリー」で織田信長の妻と元スパイという強い女性を演じた綾瀬はるかさん。アクションシーンについて「お着物だったりドレスだったりアクションしないような服装でアクションをしたので今までやってきたものとは違う新しい女性ならではの美しさが見えるアクションだったかなと思います」と話した。さらに今年攻めてみたなって思ったことについては「薄いピンク色のトレーナーを買った。でも2回くらいしか着ていないです。ちょっと攻めがまだ体になじんでない感じで…」と話した。