陸海空の各自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」がきょう発足した。防衛省は、迅速な部隊の運用や、米国軍との連携強化などにつながるとしている。自衛隊の「統合作戦司令部」は東京・市ヶ谷の防衛省内に置かれ、きょうにおよそ240人体制で発足。今後は「統合作戦司令部」が防衛大臣の命令のもと、各自衛隊を一元的に指揮する。平時の警戒監視や、災害派遣、弾道ミサイルへの対処、在外邦人などの保護、それに有事の際の防衛任務など米国軍などと作戦に関する連絡調整も行う。米国はカウンターパートとなる「統合軍司令部」を設ける。在日米国軍の部隊の指揮権はハワイにあるインド太平洋軍司令部が持っている。CNNテレビはアメリカ国防総省が組織や態勢を見直すために検討している案の中に、在日米国軍を強化する計画の中止が含まれていると伝えていて、計画どおりに進むのか注目されている。
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URL: http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/
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