最新の消費者物価指数を見てみると物価上昇の勢いというのがち着いてきたというのが分かるが、木内氏はここから結構スピーディーにまた上昇していくかもしれないと指摘している。ドル建ての原油価格は2008年が過去最高になっていた状況だが、2022年もロシアのウクライナ侵攻で結構高くなった。ここで注意したいのが円安がここ数年間で進んだことで円換算で見ると景色がだいぶ変わっていて、2008年のピークを超えてしまっている。また仮にホルムズ海峡の事実上の封鎖が例えば4月に解除されたとしてもですね原油価格輸入量がすぐに元どおりになるとはかぎらないような状況。解除されたとしても、その運行っていうのはかなり慎重になるし、生産も急にフル稼働になるわけではない。イラン情勢が落ち着く方向に向かったとしてもこの日本でも夏ごろから値上げの波は大きくなる可能性はある。特に夏頃から値上げしそうだっていうふうに考えると早めに、もう調達しておこうということになって品不足が前倒しになり、買いだめに走る可能性もある。これまでは例えばガソリンとか電気代とか、海外旅行、燃料サーチャージといったエネルギーに近いところが中心だったが、ここ数年てものとかサービスまで値上げが広がってきている。企業やお店は値上げに躊躇しなくなってきていて、ナフサとか肥料の値上がりも激しくなって食品、日用品といったものの値上げが加速する可能性もある。政府としてはガソリン、電気料金、ガス料金の補助を拡大していく可能性もある、が金額が大きくなったり期間が長くなると財政負担も強まるということで非常に難しい状況になっていくという。
