高市首相は、自民党の武部新氏と会談し、簗氏の後任の農林水産大臣に起用すると伝えた。会談後、武部氏は取材に応じ「高市総理から“農林水産大臣に”という話をいただいた。これまでも自民党の農林部会長や農林水産副大臣も務めており、これまで培ってきたものを全力で出し切っていきたい」と話していた。簗氏については「同期で、同じく農政に一生懸命取り組んできた間柄。今回のことは非常に残念だが、発言自体はあってはならないこと」と語った。武部氏は、衆院北海道12区選出の当選6回で、初入閣となる。高市首相は先ほど「武部新議員は、これまで農林水産副大臣としても活躍をし、農林水産行政には精通している人物でございます。即戦力として活躍をしていただけるという考えから選ばせていただきました」と話していた。木原官房長官は「農林水産行政を強力に前に進めてもらいたい。閣僚の辞任という事態については重く受け止めつつ、国会審議にあたって政府の取り組みを丁寧に説明し、誠実に対応していきたい」と語った。自民党の小林政調会長は「国民の心配と不信感を招いた点について、真摯に反省をしていく必要がある。自民党所属議員一人一人が襟を正していくとともに、政策の実現に向けて力を尽くしていく」と話した。一方、衆院の野党側は“予算委員会で十分に政策議論ができなかった”として、集中審議の開催を与党側に求めていく方針を確認した。公明党の中川国対委員長は「外交問題等をやる時間もなかった。集中審議を行うことで、さまざまな議論を深めていく必要性がある」と語った。
