麗江は1000年の歴史を誇る古い街。黒い屋根瓦の町並みで知られ、少数民族・ナシ族の人が多く暮らしている。木府は470年にわたって麗江を統治したナシ族の木氏の館。麗江はチベットとの交易で栄え、チベットにお茶を運び馬などを持ち帰った。街には細い路地が張り巡らされ、数百年続く石畳の道が残っている。水が豊富で小川が縦横に流れていて、さかのぼると湖に行き着く。玉龍雪山はナシ族の古来の宗教では神の山とされてきた。ロープウェーで標高4500mまで登ることができ、晴れていれば氷河を見ることもできる。旧暦の1月15日宵節の夜には、人々はちょうちんを持って街中を歩く。