週末トラベル。福島県南会津の大内宿は江戸時代の風景をそのままに残す宿場町。茅葺屋根の景色は国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定され、未来へ繋ぐ大切な景観として今なお守り継がれている。「本家叶屋」ではちりめんの手作りの飾り物を売っている。絹を平織りにした生地で独特のシワがある。福島の方言で「かわいい」は「めんげ」と言うそう。この店の全てのちりめん飾りは1点1点手作りだという。それぞれの飾りに願いが込められており、魔除けや毒消し、健康長寿など、飾ると運気が上がるとされる縁起物だ。大内宿は江戸時代の景観を楽しめる観光地でありながら、その姿を後世に残すため、現在も人々が生活し続け、保全に努めているという。本家叶屋には漬物もある。長谷川さんと榎本さんは高菜とキクラゲを和えた漬物を食べた。
住所: 福島県南会津郡下郷町大内山本48