おととい埼玉県行田市で複数の死んだアヒルが見つかり、遺伝子検査の結果「H5亜型」の鳥インフルエンザだったことが分かった。鳥インフルエンザは先月から北海道をはじめ全国で確認され、殺処分の対象は120万羽以上(北海道、宮城、千葉、埼玉、新潟、岐阜、島根、香川、鹿児島)。価格の動向を見ると1パックの平均小売価格は鳥インフルエンザが流行したあと急上昇。来月にはクリスマスも控えている。東京都三鷹市の洋菓子店はクリスマスケーキの仕込みに追われていた。値上げとクオリティー維持のはざまで何とか経営しているがもう打つ手はない。埼玉県吉見町の養鶏場。鳥インフルエンザなどの対策に乗り出したのは約2年前。飼育にかかる費用は年々増加、消費量も落ちてきたと感じるそう。エッグショックを防ぐため、政府でも緊急会議が開かれた(防疫対策緊急全国会議)。