5月に行われた道路交通法改正に伴い、来月1日からながらスマホと酒気帯び運転の罰則が強化される。ながらスマホによる交通事故件数は年々増加しており、去年は最多となる139件発生。来月からは自転車に乗りながらスマホを手に持ち通話する、画面を注視することは禁止となり罰則の対象になる。弁護士によると通話をしなくても手にスマホを持っているだけで罰則対象になる可能性があるという。また、スマホホルダーに固定していても2秒以上の画面の注視は罰則の対象となる可能性があるという。違反者は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金の恐れがある。自転車の停止中は違反にはならないという。また、来月からは酒気帯び運転の違反者には3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課される恐れがある。自転車の人にお酒をすすめた人や飲酒者に自転車を貸した人も罰則の対象になる。自転車も自動車と同様の責任が生じるという認識を持つべきだと弁護士は指摘する。