約35%が賃貸住宅に住むデータがある。社会のために少しでも役に立とうと善意で行った行為。結果的に多くの人たちが退去のピンチに。2022年の東京。池田さんは友人の誘いで友人の住むアパートへ引っ越した。目黒区・品川区にまたがる武蔵小山エリアで立地が良く大規模な再開発が進められる中で暮らしやすく、懐かしい安心感のある街。そのアパートは武蔵小山駅から徒歩5分の好立地。1984年に建てられたアパートは大家の男性が父から受け継いだもの。家賃は約40年値上がりしていない破格の値段だった。住人の半数が70代以上の高齢者。アパートの契約更新などを行うのが地元の栄真里不動産。入退院を繰り返して入る大家を本間社長も気にかけていた。アパートの入居者も何度も契約更新するので顔なじみが多かった。2025年5月、アパートを勧めた友人からのメールで池田さんは家賃が振り込めないことを知る。
