東京・杉並区にある高井戸小学校の6年生の理科の授業風景を紹介。この日のテーマは地層。児童たちはタブレット端末に自分たちが考えた地層の絵を描き、大きな画面に絵を映して皆で話し合う。この学校では全校児童がタブレット端末を持っていて、学年が上がるにつれてデジタル活用を増やしている。タブレット端末などを利用したデジタル教科書は2030年度以降に正式な教科書となる。教育委員会などは紙のみ・ハイブリッド型(紙&デジタル)・デジタルのみの3形態から採択する。文部科学省はきょう目安となる指針案を公表した。小学校から高校まで「ハイブリッド型」を基本とし、小学4年生以下は認知機能が発達途上にあることから「デジタルのみ」は認めず、小学5年以上は外国語・音楽など一部に限り「デジタルのみ」を認める。シンガポールではタブレット端末をすべての中学生に配布した一方で、小学校では配らないことを決定。日本でも子どもの発達段階に応じた活用を求める声が有識者会議であがった。高井戸小学校では低学年の児童が「手書き」や「音読」を重視した授業を受けている。文化庁の世論調査では手書きを「大切にすべき」が80.4%を占め、70.7%が「漢字などを正確に身につけることにつながる」と回答した。東京・台東区のカフェでは未来の自分へ宛てた手書きの手紙を綴ることができる。訪れていた客に手書きの魅力を聞いた。学習教育のデジタル化に詳しい東京学芸大学の高橋純教授は「紙かデジタルかの二者択一ではない。発達段階や学習場面に応じてうまく使い分ける」などとコメント。
住所: 東京都杉並区高井戸西2-2-1
URL: http://www.suginami-school.ed.jp/takaidoshou/
URL: http://www.suginami-school.ed.jp/takaidoshou/
