番組が取材したのはホームセンター「カインズ」。店舗に入ってすぐに防災関連グッズ売り場が。その数は約500点。何から揃えていいのか分からないという人にオススメの防災バッグ。どこかに閉じ込められた際などの緊急時に使えるホイッスルや懐中電灯など30点のグッズがまとめて入っている。プラスで薬や子供にあわせた非常食などライフスタイルに合ったものを揃えることが大事。20Lの水が入る折りたたみ式のウォータータンク。水が流せなくなった際に便器に被せて使う非常用トイレには凝固剤が付いてくる。続いて食品コーナー。5年間保存可能で温めずに食べられるカレーやお湯や水を入れるだけで完成するおにぎりなどが並んでいる。カインズの一部店舗では非常食の試食会も予定されているという。実は防災グッズの悩みとして多いのが買った後で押し入れの奥などにしまいいざというとき使えないことだという。そこで部屋の隙間を有効活用し防災グッズを収納できる細長い棚や座ることができる収納ボックスなども防災コーナーで販売。普段の生活＆避難所でも活用。ホームセンター以外にも防災グッズを扱う企業では日常の暮らしになじむ見せる防災グッズを販売している。オシャレなボックスも防災グッズ。例えば子供用のボックスにはアレルギー対応の食材や甘いカレーを入れたり、家族共用のボックスには非常用トイレや軍手を入れたりと商品の組み合わせを選んで分かりやすく収納できるようになっている。さらに筒状のアイテムは主に避難する際に便利なものが入っている。ホイッスル・懐中電灯兼ランタン・手回し充電ラジオ・ポンチョなどが詰め込まれている。スタイリッシュでコンパクトな見た目なので玄関の傘立てに入れたりコートハンガーなど目につくところに保管可能。いざという時に持ち出しやすいという。