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「東レ・カーボンマジック」 のテレビ露出情報

この日、栃木県のサーキットで行われていたのはFIA-F4の決勝戦。F4はトップドライバーを目指す若手のモータスポーツの甲子園と位置づけられるもの。そこに東レの上着を着た人物が。参加する50台の車のシャシーすべてを東レが造っているという。その理由が驚くほど軽い材質にある。炭素繊維はアクリル繊維などを高温で焼いて作り出す素材。自動車の車体から、スポーツ用品まで、今や様々な製品に使用される。最大の特徴は軽いのに丈夫だということ。鉄に比べ4分1の軽さで、強度は鉄の10倍に。F4では車両部品の多くが炭素繊維複合材製で車体企画を統一。スーパーGT500ではドライバーの乗るモノコックは共通で東レの炭素繊維複合材を使用している。その最大のメリットは、ドライバーの被害を最小限にしてくれること。東レは炭素繊維で世界トップレベルを誇るパイオニア。需要が拡大している風力発電のブレードから、宇宙ロケットの重要なパーツまで東レの炭素繊維は、引っ張りだこ。レーシングカーなどの車体を作る東レ・カーボンマジックを取材。炭素繊維は、ハサミで簡単に切れてしまうが糸なので引っ張る方向だけに強度を発言するという。それをシート状に織り込んだものはプリプレグと呼ばれ炭素繊維に樹脂を浸透させたもの。これを手作業で何層にも張り合わせていくことで強度が生み出されていくという。柔らかいシートなので、自由な形状を作れる。その仕上げは専用の窯で長時間高温・高圧をかけて固めることで、軽量で驚くほどの強度を持つ炭素繊維の素材が出来上がる。柔らかかったシートは鉄の10倍の強度を持つ板に。

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