大手半導体製造装置メーカー・東京エレクトロンの2025年3月期の連結売上高は、前年から30%以上増え、2兆4315億円となり、連結純利益も50%近く増加し、5441億円となった。いずれも過去最高となった。AIサーバー向けなど最先端分野で半導体投資が活発になっていることが主な要因。2026年3月期の連結純利益は、5660億円で、2年連続で過去最高を更新する見通しだという。現時点で、製造装置に関税がかかっていないが、今期のアメリカ向けの売上高の比率は8%と小さく、トランプ関税の影響を受けたとしても限定的だと説明している。