デビッド・ルーベンスタイン氏は運用総額75兆円超の米国投資会社のカーライル・グループの共同創業者の一人。カーライル・グループ共同創業者・デビッド・ルーベンスタイン氏はプライベート・エクイティ、プライベート・クレジット、不動産など複数の投資先に約5000億ドルを運用している。プライベート・エクイティ、プライベート・クレジットの説明。株式市場や銀行を介さず投資家がファンドを通じて企業に直接投資、融資する手法のことだ。カーライル・グループは2000年東京進出、日本企業への投資などを進める。2024年日本KFCホールディングスを約1300億円で買収、経営改革した。 沖縄・オリオンビールにも投資している。ブランド力強化を支援し、成長へ導いた。おやつカンパニーにもかつて投資するなど非上場企業の株式に投資するのが特徴。デビッド・ルーベンスタイン氏は「米国では20年前と比べて上場企業が半分ほどになっている」「上場しなくても資金を得られる。上場企業には負担(四半期ごと株主へ報告)もある」と話した。上場企業の数が米国では減少、日本も去年減少に転じた。デビッド・ルーベンスタイン氏は「減少は続くだろう」と話す。プライベート市場について、「最大の利点は歴史的にみて収益率が高いこと」「世界の巨大機関投資家はおそらく資産の25~30%をプライベート市場に投資している」と述べた。一方プライベートクレジットをめぐり、米国で去年融資先企業が相次いで破綻するなどリスクも懸念されている。「システミックリスクになるとは思わない。プライベートクレジットは巨大な信用市場の中では比較的小さな分野」と説明した。
