男子バレーボールがおととい、スロベニアに3-0で勝利しパリ五輪出場を決めた。東京五輪代表セッターの藤井直伸選手は今年3月に胃がんのため亡くなった。藤井選手に捧げる勝利で全員で五輪切符をつかんだ。川合俊一氏は男子バレー日本代表について、パリ五輪でミュンヘン大会以来52年ぶりのメダル獲得を狙えるチームだという。おとといのスロベニア戦で日本が五輪出場権を獲得するにはストレート勝ちが条件だった。第1セットはミスが続いていたが、キャプテンの石川祐希選手の活躍で25-21で日本がとった。第2セットは西田有志選手が7得点を獲得、第3セットでは高橋藍選手が活躍するなどしてチームの勝利に貢献した。試合後、石川祐希選手は来年パリでメダルをとるのが目標、その姿を見せたいと涙ながらに話した。川合俊一はフィンランド戦で高橋藍選手がみせた背面ショットについて解説した。