パリ五輪日本代表・レスリンググレコローマン60kg級・文田健一郎。2017年アジア選手権、世界選手権、2019年世界選手権、2020年アジア選手権で金。東京五輪で金メダルが本命視されていた中、結果は銀メダル。悔しさを乗り越えようともがき続けた3年間。東京五輪決勝:Lオルタサンチェス5−1文田健一郎。文田の最大の持ち味は投げ技。投げ技を中心とした攻めのレスリングを捨て、守りのレスリングのみに徹することが自分に科した罰。練習は全て守りに特化したメニュー。去年の世界選手権決勝、相手は世界王者、Jシャルシェンベコフ(キルギス)。以前の文田のようなレスリング。試合には敗れたが明確になった目指すべきレスリング。文田が「ハイブリッドなレスリングがどこまで伸びるんだろうとワクワクしている。このレスリングをやれば金メダルは堅い。確実にとれる」などコメント。