続いて向かったのは体育館。競輪選手は強いフィジカルが必要不可欠。候補生の藤岡祐馬さんに話を聞く。大学でアメフトをやっていたというが、友達と自転車に乗るのが好きで、競輪を見に行った際に競輪選手になろうと決めたという。藤岡さんのように候補生には別競技からやってきた方も多く、近内三孝さんはウエイトリフティング日本代表として東京オリンピック2020に出場。その後、引退を決意し、未経験の競輪の世界に飛び込んだ。ウエイトリフティングの方が選手寿命が短く、次のステップを考えた時に脚力や垂直跳びが競輪は重要視されていると聞いたため目指したという。さらに今回生では最年長33歳の松木一将さんは結婚していて子供もいる。10年間自動車設計の仕事をしていたが、会社を辞めて未経験で養成所に。頑張った分、評価される世界に憧れ、競輪選手は30代でもなってる方がいると知っていたため目指したという。競輪選手は17歳以上であれば年齢制限無しで挑戦できるのも大きな魅力。
