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「東京コカ・コーラボトリング」 のテレビ露出情報

飯尾醸造の創業は131年で明治26年。130年以上伝統を守りながら新たなお酢の道を切り開いてきた。その礎を作ったのが飯尾の祖父の輝之助。農薬を使うのがあたり前だった1960年代。輝之助は農薬を使用しない米でのお酢づくりを始め、オーガニック商品を世に送り出した。4代目の父の毅は様々な商品開発を行った。すしや酢の物や飲むお酢など用途別の商品を開発。五代目の飯尾が生まれたのは75年。幼い頃から家業を継ぐことを意識していたという。だがその頃父には悩みがあり、主力の米酢の売れ行きが伸びないことだった。味は良いが米酢独特のツンとしたニオイが苦手という客の声があがっていたがそんな父の思いに応え、飯尾は東京農業大学に進学。大学院にまで進みお酢のニオイに研究に没頭。米酢のニオイの原因になっていたのは発酵する時に生じるダイアセチルという物質。消すためには米の量を減らすか発酵させる期間を短くさせるしかないが、それではお酢そのものの味が落ちてしまう。結局在学中にニオイを消す方法はわからなかった。大学院を修了すると、英語を学ぶために東京コカ・コーラボトリングに入社。祖父の他界をきっかけに2004年には飯尾醸造に入社。しかし商品の売上が下がっていたために新たな商品の開発とダイアセチルのニオイに向き合うことに。

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