都内の家電量販店では、4月に気温が上がったタイミングで、エアコンを求める客が増えたという。ことしのエアコンの売れ筋は、省エネ性の高いモデル。電気代高騰の影響で、省エネ性能がこれまで以上に注目されているという。フィルターの自動掃除機能も人気。余分な電力を消費しないためにも、通常2週間に1回程度の掃除が推奨されている。早めに購入する理由は暑さ以外にも、トランプ関税などによる値上げを避けるためもある。トランプ大統領は、銅にも25%の追加関税を課すと発表。エアコンの部品にも銅が使われているため、今後価格が上がる可能性がある。10年前の省エネモデルと現在のモデルでは、電気代が年間2万円ほど違うという。地方自治体による省エネ家電の補助金でお得に買い替えられることもあるという。東京ゼロエミポイントでは、最大8万円の補助が出る。