東京ディズニーリゾートのある千葉・浦安市が、宿泊税の導入を検討すると発表。宿泊税は、旅館やホテルなどに止まったとき、宿泊料金とは別に支払う税金のこと。浦安市では、コロナ禍前の2019年、約3000万人が訪れ、年間約800万人が宿泊していた。混雑を緩和するため、浦安市は舞浜地区のインフラ・道路を整備し、その財源が宿泊税だという。浦安市の宿泊税導入は2025年以降の見通しで、宿泊費の1～2.5％程度だという。最初に宿泊税を導入した自治体は、2002年の東京都で、現在9つの自治体が導入している。静岡・熱海市では、2025年4月から、1人1泊200円での宿泊税導入を検討しているという。しかし、宿泊税は消費者からすると実質値上げのため、事業者からは懸念の声があがっている。