おととい井上尚弥選手が中谷潤人選手に勝利したボクシングの歴史的一戦。その舞台裏を独占取材でたっぷりと振り返っていく。ボクシングで階級の壁を超えた世界ランキング・パウンド・フォー・パウンドで2位の井上尚弥と、6位の中谷潤人。真の最強を決める戦いを見届けようと、この日、東京ドームには日本ボクシング史上最多の5万5000人が集まった。最初に登場したのは井上。控室は緊張感に包まれていた。王者となり13年、無敗を貫くモンスターの最強を証明するための戦いが始まろうとしていた。もう1人の無敗・中谷潤人。15歳で単身アメリカに渡り、ボクシングに人生を捧げた中谷。最強を塗り替えるための絶好の機会が訪れていた。互いに違う道を歩みながらも、最強という称号に導かれ、辿り着いた史上最大の舞台。序盤、張り詰めた空気の中でカウンターを狙う中谷。井上が紙一重でかわす。繰り広げられたのはパウンド・フォー・パウンド同士による異次元の攻防だった。互いのパンチをミリ単位で読み合う神経戦が続く。8ラウンドに入ると中谷が前へ、必殺のパンチが交錯する。1度も倒れることなく12ラウンドを戦い抜いた2人。最高峰の戦いを制したのは井上尚弥。実はこの試合は象徴的なシーンがあった。8ラウンド、壮絶な打ち合いの中で交わされていた笑顔。伝説の戦いを制しさらなる先へ、井上尚弥の次なる戦いは。
住所: 東京都文京区後楽1-3-61
URL: http://www.tokyo-dome.co.jp/
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