プロ野球ヤクルトは、現役選手最多の日米通算2723安打を打っている青木宣親選手が今シーズンかぎりで現役を引退すると発表した。青木は野手では球界最年長の42歳。2004年に早稲田大学からヤクルトに入団し、巧みなバットコントロールを持ち味にプロ野球史上初となる2回のシーズン200本安打を記録するなど中心選手として活躍した。2012年から6年間、大リーグでプレーし、2018年にヤクルトに復帰した。プロ21年目の今シーズンはここまで61試合の出場にとどまり、打率1割9分2厘と思うような結果を残せていなかった。球団はきょう午前、青木が今シーズンかぎりで現役を引退することを発表した。青木がこれまで21年間で積み重ねた日米通算2723安打は歴代5位、現役選手としては最多。