最初に取材班が向かったのは東京・江東区にある「東京国際郵便局」。その名の通り、海外からの郵便を取り扱う郵便局で、多くのトラックが24時間ひっきりなしに荷物を運んでくる。広さ約8000平方メートルの広大な部屋に大小様々な郵便物が毎日大量に運ばれてくるという。そしてこの大量の郵便物に違法なモノが含まれていないか日々チェックしているのが「東京税関 東京外出張所」の職員。彼らが多く見つけるのが海外から送られてくる「コピー商品」。東京税関では毎日平均で650点以上のコピー商品が見つかり差し止められているという。まず届いた荷物は郵便局の職員がベルトコンベアーにのせていく。その先にあるのが中に違法なものが入っていないか確認するためのエックス線検査。そこから出てきた郵便物はそのままぐるりとベルトコンベアーで運ばれ、今度は職員の手に取られ何やら確認される。流れてくる郵便物を次々と確認する職員。すると1つの郵便物に手を止める。「せっけん」と書いてあるが違和感があるため実際に開けてみて中身を確認。中に入っていたのは大量の紅茶だった。石鹸は見つからなかった。職員は郵便物をシートで拭い、薬物を検出・特定するための検査を行う。今回は異常なしだったので元の状態に戻される。さらに検査の様子をしばらく見ていると職員が取り出したのは黒い箱。その中身は高級ブランド「シャネル」の腕時計。記載されていた価格は「30ドル」と高級時計ではありえない低価格。さらにその隣ではボロボロの箱に入ったナイキのスニーカーが検査されていた。定価でも20万円以上する限定品だが、よく見ると生地もボロボロ。敗れてしまっている。こうしたコピー商品の疑われるものはさらに別の部屋へ運ばれていく。ここで行われているのが「鑑定」。先程の腕時計やロレックスの時計はコピー商品の可能性があると判断された。偽物の疑いがある郵便物が見つかった場合、税関は最終的な確認のためブランド側と購入した人に連絡。その結果、「知的財産権の侵害」が確認された郵便物は一定期間保管されたあと没収され、跡形もなく破棄処分となってしまうそう。
住所: 東京都江東区新砂3-5-14
URL: https://www.post.japanpost.jp/cgi-shiten_search/shiten.php?id=5559
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