外国為替市場で昨日夜、円相場が一時1ドル150円台をつけた。150円台をつけるのは8月1日以来、およそ2か月半ぶり。米国で小売に関する統計が市場予想を上回り、中央銀行に当たるFRBの利下げのペースが緩やかになるとの観測が拡大。日米の金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが進んだ。円相場は先月中旬には1ドル139円台まで円高が進んでいたが、今月2日に石破総理が日銀の追加利上げに慎重な見方を示したことなどから円安ドル高が進んでいた。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.