選挙の行方を世界中が見守る中、現地では結果を左右する複数の激戦州で爆破予告が相次ぐ事態となっている。大接戦で迎えた投票日。事前に投票を済ませたハリス副大統領は民主党全国委員会を訪れ電話で支持を呼びかけた。一方、トランプ氏はメラニア夫人とともに南部フロリダ州で投票。全米で投票時間が終わる直前にはSNSに映像を投稿し投票を呼びかけた。激戦州の1つ、南部ジョージア州のフルトン郡では爆破予告が相次ぎ、投票に訪れていた人たちが一時建物の外に避難した。ロイター通信はFBI(連邦捜査局)の担当者の話として「ジョージア州ではフルトン郡を含め合わせて20以上の爆破予告があり、この中にはメディアも含まれている」と伝えている。またジョージア州のほか中西部のウィスコンシン州とミシガン州、それに西部アリゾナ州といずれも激戦州で爆破予告があったという。また東部ペンシルベニア州などでは機械のトラブルも発生。一部で投票時間が延長された。日本時間の今朝、開票が順次始まった。東京外国為替市場では開票が進む中、円相場は午前11時半すぎには1ドル153円台後半まで円安ドル高が進んだ。林官房長官は、高い関心をもって注視している、時期政権との間でも強固な信頼・協力関係を構築していきたいと話した。