日経平均株価は今月、先週末までに2300円以上上昇していたため、過熱感を警戒する声もありながら、先週に続ききょうも、史上最高値を更新した。終値は先週末より336円高い4万3714円だった。トランプ関税の不透明感が薄らいだことなどから、今月上旬から上昇基調が続いていて、きょうも幅広い銘柄が買われた。円相場がやや円安方向に傾いていたことも、株価上昇を後押しした。市場関係者からは評価する声もあがっているが、4万4000円の大台を前に利益を確定する売り注文も出ていて、どこまで上がり続けるか注目されている。