TVでた蔵トップ>> キーワード

「東京薬科大学」 のテレビ露出情報

きょうのギモン:抗菌薬が効かない 細菌拡大?。海外研究チームの発表では薬剤耐性菌による死者は2025年〜2050年までの25年間で、世界で3900万人超の死者、約1億6900万人の関連死が出るとしている。高齢者ほど死亡のリスクがあり、高齢化進む国際社会で問題になると懸念している。きょうのポイント:薬剤耐性菌 どうして生まれる?、どうやって防ぐ?正しい飲み方。抗菌薬とは細菌が原因の病気の時に処方される薬。抗菌薬が効かない薬剤耐性菌が世界中に増えているという。サイレントパンデミック(ひそかな感染爆発)とも呼ばれ問題になっている。薬剤耐性菌の研究を行う東京薬科大学・中南秀将教授によると、薬剤に耐性のある細菌は何もしなくても突然変異で生まれることもあり、抗菌薬から逃れるために変異して耐性を持つこともあるそう。中南教授は「不要な抗菌薬を飲むことで変異した耐性菌・たまたまいた耐性菌が増殖する」と指摘。耐性菌がヒトからヒトへ感染し、抗菌薬が効かない感染症が広がるリスクがある。薬剤耐性菌への対策は世界的な課題。厚生労働省が去年発表したアクションプランでは1日の抗菌薬の使用量を2027年までに15%減らすことを目標(対2020年比)。背景には世界的に不必要な処方が問題視されているということもある。中南教授によると、薬剤耐性菌を増やさないためには、「医師薬剤師の指示通りに飲む」「以前の処方薬を飲まない」。耐性菌には有効な抗菌薬がないこともあり、感染しないことが重要。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.