本日の特集はオシエテ!ヒートショック対策。達人の東京都市大学・早坂先生によると、今年は例年に比べると寒暖差が激しくヒートショックが起きやすい環境になっているとコメント。ヒートショックは寒暖差による血圧の急上昇・急降下による立ちくらみや目まい、脳卒中・心筋梗塞などが起こりやすくなるというもの。VTRで紹介したように脱衣所が特に危険とされているが、それ以外にも朝トイレに行く時に寒いため倒れたなどの話しもある。また暖かいリビングから寒い脱衣所に行っただけで血圧が10ほどあがり、熱い湯に入った直後は交感神経が刺激されさらに血圧が上昇する結果となり、短時間の間に血圧が乱高下するとヒートショックの危険性が高まる要因となる。ヒートショックになりやすい方の特徴としては、65歳以上の高齢者、脳疾患にかかったことがある人、不整脈や高血圧など持病がある人、浴室や脱衣所・トイレに暖房がない、床が冷えやすい家、リビングと浴室・トイレの距離が遠く暖房が行き届いていない家などとなっている。また食事や飲食後に入浴したり、42度以上の熱いお湯に浸かる習慣があることなどもある。入浴について冬場のお風呂の設定温度を41度以上で入浴している人が全体の半数以上というデータがあり、入浴時間は1から10分が67.2%、11分から20分は21%などとなっており、早坂先生は基本は40度で10分間が理想だとコメントした。