2018年主要国際大会で初の金メダルを獲得。東京五輪の金メダル候補と呼ばれるようになった。2019年1月オーストラリア・ゴールドコーストに合宿に来ていた。頑張れないくらいのきつさの疲れが1か月以上続いていた。合宿を途中で切り上げ、診断結果をSNSで公表した。病気は急性リンパ性白血病だった。入院から7ヶ月後の2019年9月、造血幹細胞移植という正常な血液を作るための治療を行い医師から退院の許可が下りた。池江璃花子は、どういう気持で生きていくべきなのか考えさせられたので自分の人生にとってはすごく大きなターニングポイントだと話した。入院生活で体重は18kg減少した。免疫が減り感染症のおそれがあるのでプールに入ることを許されたのは退院から3ヶ月後だった。不屈の精神でトレーニングを重ね、退院から8ヶ月後早くもレースに復帰した。202年8月、東京都特別水泳大会で50m自由形に出場した。2021年8月の東京五輪では大会が1年延期になったことでリレーのメンバーとして代表入りすることが出来た。2024年9月25日、造血幹細胞移植から5年経ち白血病の完全寛解を報告した。