連日オープン前から大行列となっている東京都美術館で開催中の「東京都美術館開館100周年記念 大英博物館 日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画」。イギリス・ロンドンの大英博物館の日本美術の所蔵数は世界トップクラス。19世紀に日本の美術品・工芸品がヨーロッパに渡り一大ブームとなり、現在は約4万点も所蔵している。この展示では葛飾北斎、歌川広重、東洲斎写楽などの有名作品約200件が勢揃い。実はトレカやInstagram、ガイドブック、推し活など令和の流行の原点は江戸絵画にあるという。そんな作品の魅力をクイズ形式でインプットしていく。まずは浮世絵の中でもメジャーな作品である葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖波裏」。美術解説するぞーさんによると、この作品は1000円札の裏にも描かれている。さらによく見ると船乗りが描かれており、その小ささが故に波の大きさが比較対象になっているとのこと。また波の形の描写が、現代のカメラで言うと5000分の1秒のシャッタースピードで撮影しないと描けないほど瞬間を切り取っていることが評価されている。北斎は生涯に渡り波を描き続け、70代でこの境地にたどり着いたとのこと。この作品は版画で世界に約80枚現存しているが、作品の状態で価値が違い、大英博物館所蔵の一枚は状態がいい貴重な一枚だという。版画は原板が摺るたびに状態が悪くなるので、初期に摺られたものが状態が良くなり、状態の良いものだけが空の部分に雲が見えるとのこと。
住所: 東京都台東区上野公園8-36
URL: http://www.tobikan.jp/
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