日曜日の午前11時過ぎ、都内のマンションに住む男性からSOSが入った。依頼者は20代・男性、浴室のドアが2日前から開かなくなった。その間、男性はネットカフェに行き、シャワーを浴びていたという。この浴室は中のドアノブのボタンを押すと、カギがかかる仕組みになっているが、非常時には外側から溝にコインなどを入れて回せばカギを開けることができる。しかし、溝の部分が空回りし、開けることができない。カギ開け職人は普通の開け方だと開けられないので壊すしかないと話し、巨大工具をセット。見事ドアが開いた。カギが壊れた原因はサビ。このサビがドアノブの中に大量に付着したことで不具合を起こしたとみられる。このタイプのドアノブは在庫がなく、取り寄せに。そのため、カギ開け職人は再びカギがかからないよう、ドアの部品「ラッチボルト」を養生テープで塞ぎ、応急処置。今回の料金は1万6500円。