来週の3月11日で、東日本大震災から15年を迎える。大震災の発生から3日目の岩手県大船渡市では、津波に流された瓦礫に覆われた街で自衛隊の救助活動が続いていた。住宅の3階に取り残されていた高齢の方が3日ぶりに救助された際、男性は「また再建しましょう!」と報道陣に語った。この時福島第一原発では前の日に1号機が爆発し、まだ全く先が見えない状態。東北各地で行方不明者の捜索が続く、絶望的な状況だった。オープン戦のスケジュールの都合から、発生から約1か月後に本拠地・仙台に戻った東北楽天ゴールデンイーグルス。チームを率いていたのは、就任したばかりの星野仙一監督だった。到着後休むまもなく避難所となっていた中学校に向かった星野は、被災者を前に「皆さんに『頑張ってね』とか『強くなってね』とか言いたくない。今この時を我慢しましょう、耐えましょう。耐えると必ず強い人間になれる」などと語った。
