1500mはヨーロッパで絶大な人気があり、4分程の見やすいレース時間で目まぐるしく順位が変わることが理由。東京五輪予選のS.ハッサンが転倒し11人抜きで逆転したレースが伝説となっている。注目の日本人選手は田中希実。13種目で日本記録を保持している。トップ選手は実業団の選手がほとんどの中、田中はコーチである父・健智さんと二人三脚で走り続けてきた。さらに、長距離王国ケニアで何度も武者修行した。小学校の時には、本が好きで学校帰りに歩きながら本を読んでいたら怒られ、走って帰るようになったというエピソードもある。現在、田中は1500mと5000mで代表に決まっている。