旬のホタテに大きな異変が起きている。青森県のホタテが市場から消えたという。「東北居酒屋 奥羽の宴」では冷凍ホタテで代用し、浜焼きだけのメニューに絞っている。青森の養殖ホタテの99%を生産する陸奥湾では大量のホタテが死んでいた。陸奥湾の養殖ホタテのうち養殖2年目の新貝の平均へい死率は去年11月時点で93.3%に達した。背景にあるのは海水温の上昇とみられている。地域経済を揺るがす非常事態を受け、先ほど青森県知事らは水産庁を訪問し、迅速な支援を強く求めた。広島のカキもかつてない危機に直面している。呉市の養殖場では今シーズンのカキの8割から9割がへい死し、廃業せざるを得ない状況になってきているという。生き残ったカキも身が小さく出荷が難しく、水揚げが例年通りに回復するには3年以上かかるとみられている。こうした事態に水産庁は被害を受けたカキの養殖業者などに資金繰りや原因究明の支援をすることにしていて、青森のホタテの被害に対しても同じ対策パッケージを適用する方向。
住所: 東京都台東区上野3-1-9
