命を守る防災グッズには防災安全協会が認めた防災推奨マークがある。防災安全協会の水口事務局長が自宅においている防災グッズを紹介する。水口さんは都内マンションに5人暮らし、棚には転倒防止のつっかえ棒などがあるが100%ではないと寝室には背の高い棚を置かないという。停電になっても水が供給できるウォーターサーバーに5年保存できる水を用意、東京都は都民全員分の避難所がないので在宅避難を命じられる可能性が高く水の確保は欠かせない。食では災害時おにぎりやパンは早く供給されるがお惣菜やビタミンの入ったものはとても少なく栄養を考え主食以外に重点を置き、心を落ち着けるチョコレートなどの甘いものも欠かせない。水口さんは東日本大震災時まで飲食店経営、東京都で帰ることができない人らのために炊き出しをしていた経験から防災を仕事にしようと決意し防災グッズの安全性を認定する事務局員になり地域高齢者などに防災知識の講習会を行っている。電気の備えは100V出せるポータブル電源を用意、充電しておけば冷蔵庫なら5時間分使えスマホ充電なども可能という。電気には限りがあるためいかに使わないかがポイントで電気もガスも使わない湯沸かし「ヒートパック」では水を入れ10分で90度くらいのお湯ができるという。他にもヘルメットなどを家族人数分用意している。街のトイレ問題について水口さんがこのあと解説。