認知症のリスク要因に高血圧、社会的孤立、糖尿病などがあるなか、日本人に最も影響が大きいのは「難聴」だとする研究結果を東海大学などが発表した。難聴が進むと耳から入ってくる情報が大きな音だけになるため、脳の活動量が下がってしまうという。大阪・吹田市の病院では耳が聞こえにくい人などを対象とした専門の外来を設けている。受診した女性は病気の影響で3年ほど前から左耳がほとんど聞こえなくなった。特殊な補聴器を勧められ、左側の音も認識できるようになったという。大阪大学の医師は聞こえにくさを自覚したら検査を受けてほしいと話す。
