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「東海林和宏課長」 のテレビ露出情報

福島・喜多方市の住宅に入り込んだクマ。見つかったのはこたつのそばだった。居座り続けていたが、その後捕獲され、山の中に放された。きのう午後6時20分ごろ、福島・喜多方市の山あいにある住宅で、帰宅した60代の男性が茶の間でクマを見つけた。男性は近くの住宅に避難し、警察や自治体、猟友会のメンバーらが対応に当たった。クマは一晩たっても茶の間に居座っていた。市によると、住宅の裏口の扉が外れていたことから、裏口から侵入したと見られている。花火を使ってクマを驚かせて家の外に追い出すが、今度は小屋に入り込んだ。午後3時過ぎ、獣医が吹き矢で麻酔を打ち眠らせたうえで捕獲。発見から約21時間後のことだった。クマは体長90センチほどで、人里から離れた山に放された。クマの生態に詳しい東京農工大学大学院・小池伸介教授は「警戒心がとても高い。身を隠す場所としてはちょっとした隙間、ドアやシャッターが開いているとか、そういったところに隠れる習性がある」と語った。
周辺では、クマの目撃が相次いでいた。福島・喜多方市では、今月2日にも空き家にクマが侵入。その2日後にも、同じ空き家にクマが入り込んでいるという情報が寄せられた。喜多方市市民生活課・東海林和宏課長は「驚きしかない」と語った。12月になっても目撃は各地で。秋田・秋田市ではスーパーマーケットに入り込み、従業員を襲ったうえ、丸2日居続けた。秋田・横手市では、雪の積もる土手の上に熊の姿。住宅の近くにある柿の木に登ったり、実を食べたりしていて、2日連続で同じ場所で目撃情報があった。冬眠するといわれているこの時期になぜ目撃が相次いでいるのか。東京農工大学大学院・小池伸介教授は「寒いから冬眠するのではなく、食べ物がなくなるから冬眠をする。街に出て柿、栗を食べた成功体験をしたクマが気を句を基に出てきているというのが可能性としてはある」と語った。その上で「冬の時期の熊の出没は今後も続く可能性がある」と指摘。専門家は、クマの食料となりそうなものを外に置いたままにしないことや建物の中に入ってこないようシャッターや扉を閉めておくことが重要と指摘。

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