半導体大手のキオクシアが、東京証券取引所に上場した。キオクシアは電機大手・東芝の経営再建策で2018年に売却され独立した半導体メモリーの大手。2020年に上場が認められたものの断念した経緯もあり、4年越しの上場となった。最初の取引でつく初値は1440円と売り出し価格を下回った。半導体市況は変動が激しく、4年前に1兆5000円規模とされていた時価総額はおよそ8000億円となった。データセンターなどで半導体の需要が拡大する中、市場からの資金を成長につなげたい考え。
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