2025年に注意すべき空き巣手口の2つ目は「サムターン回し進化版」。鍵穴に器具を差し込んで開ける手口は横行していたが、対策が取られ始めたため空き巣犯の手口も進化している。対策としては2つ。1つ目は防犯に特化したサムターンへの取り換え。横部分にスイッチを押しながら回すとサムターンが空回りする「空転モード」となる。そのため外側から工具を使って回そうとしても空回りしてしまう。2つ目は工具がサムターンに届かないように物理的にカバーを付ける。用意するのはペットボトルとテープ・カッター・ハサミ。ペットボトルの底から5センチ位のところでカットし、底部分にサムターンの直径と同じくらいの大きさのアナを開ける。出来上がったものをサムターン部分にテープで貼り付ければ簡単。松丸さんによると「留守を知らせない」ことも大事で、郵便物を溜め込まないように郵便局に不在届を出しておいたり、SNSにリアルタイムで不在が分かるような投稿をしないようにすることも大事。