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「松井康浩」 のテレビ露出情報

原爆裁判は家族を亡くしたり、自身も病気に苦しめられていた被爆者5名がアメリカの原爆投下は国際法違反として日本政府に賠償を求める裁判。目的は被爆者救済・核兵器禁止。原告の請求を棄却するも理由の中で注目すべきは2つの判断をしたこと。「原爆はまさに残虐な兵器である」としたうえで広島・長崎の原爆投下は軍事目的主義に違反し”不必要な苦痛を与えてはならない”と国際法違反である。1996年、国際司法裁判所は核兵器の仕様や威嚇は一般的に国際法違反であるが、国際存命の危機には合法とも違法とも判断できないと勧告的意見を発出している。これに反対したのがウィラマントリー判事。そして勧告的意見で人道法は核兵器の仕様は法と両立できないが裁判所は矛盾する結論には至らずとした。判断枠組みは原爆裁判と同じだが核兵器使用が適法な場合があるかのようにされている「核抑止論」の呪縛から免れていなかった。克服したのは2021年の核兵器禁止条約。核抑止論を批判し原爆裁判は現代に生きている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月11日放送 12:22 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
連続テレビ小説「虎に翼」の背景を解説するシリーズ。今回は「原爆裁判」について。解説委員・清永聡の解説。担当裁判官3人の中の1人が三淵嘉子さん。原爆裁判は1955年に広島と長崎の被爆者5人が国を相手に起こした裁判。原爆投下が国際法に違反するかどうかが真っ正面から争われた。ドラマは日本反核法律家協会が保管している当時の弁護士の記録を参考にした。弁護団は岡本尚一弁[…続きを読む]

2024年8月23日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
今から61年前、広島と長崎への原爆投下を明確に国際法違反だと判断した判決が、東京地方裁判所で言い渡された。裁判に関わったのは、広島出身で親戚を原爆で失った松井康浩弁護士。核兵器廃絶の道のりが厳しさを増す今、かつて司法の場で、その目標に取り組んだ松井弁護士の思いに迫る。ことし6月、広島市で開かれた討論会。世界各国から法律の専門家が集まり、原爆の違法性について議[…続きを読む]

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