令和のホラー小説ブームが来ている。先がけとなったのは2021年に発売された「変な家」(雨穴/飛鳥新社)。発行部数は174万部を突破し今年3月に公開された映画版「変な家」も大ヒットを記録。不可解な間取りの謎が解けた時、恐ろしい真相が浮かび上がる。これまでにないホラーミステリーとしてブームの火付け役となった。ここから新たなホラー作品が続々登場。5分で読めるゾッとする話を集めた子ども向けの「5分怪談」(ナナフシギ/幻冬舎)や令和最恐のトラウマ本とうたわれる「禍」(小田雅久仁/新潮社)など個性的なホラー作品が生み出されている。書店員さんが激推しするホラー作品がYouTubeの人気ホラーチャンネルを書籍化した「フェイクドキュメンタリーQ」(フェイクドキュメンタリーQ/双葉社)。 ジュンク堂書店池袋本店文芸書担当のコメント。「かわいそ笑」(梨/イーストブレス)、「をんごく」(北沢陶/KADOKAWA)、「恐い怪談」(松原タニシ/二見書房)の映像。