大手牛丼各社が並盛300円台となる大幅値下げキャンペーンを始めた。吉野家は今日から1週間限定で牛丼を100円値引きする。100円以上の値引きをするキャンペーンは13年ぶりで、消費者の節約志向が高まる中、定番商品の値ごろ感を出すことで新規の顧客など幅広い層を取り込みたいとしている。またすき家は牛丼全品を対象に80円引きのクーポンを配布している他、松屋は昨日から電子クーポンの利用者の価格を50円割り引いている。これにより3社の牛丼の並盛は300円台になっている。牛丼チェーンでは原材料のコストや人件費の上昇で値上げや深夜料金の導入が相次いでいたが、値下げキャンペーンによる顧客の囲い込み競争が激化している。