昨年10月、旧家の屋根裏で発見された昭和天皇と太平洋戦争に関わる極秘資料。それは、宮内省御用掛・松田道一が500回以上にわたって行った昭和天皇への御進講の記録だった。1933年から敗戦までの12年間行われた御進講。天皇が松田の言葉からどのような決断を下したのかAIによる分析を行った結果、見えてきたのは知られざる日本の外交戦だった。今回は1942年のバチカンとの国交樹立や終戦を巡る天皇の決断を探る。
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