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「松葉かに」 のテレビ露出情報

冬の味覚の代表格のカニが、今年は豊漁で安くなっている。旅行会社では、カニ料理を楽しむ旅行“カニツーリズムズ”が活況だという。“カニの女王”とも呼ばれるズワイガニ。東京・港区にある「かに地獄 新橋」では現在、輸入物を使っているが、今月上旬、日本各地で漁解禁となった国産のズワイガニの仕入れ値に期待を寄せている。「かに地獄 新橋」の村田光広店長は「量的に多く届いてほしいです。例年よりは安く届くと思うので、それにあわせて安く提供できる」と話す。実は福井県では、ズワイガニの水揚げ量が去年の同じ時期より50%以上も増加している。今年は漁解禁から天候に恵まれ、順調な漁獲が続いているという。豊漁などの影響もあって好調なのが、各旅行会社のカニ旅行の予約。JTBでは、宿で1人につき食べられるカニの量を増やすなどしていて、北陸エリアの問い合わせが増えているという。また近畿日本ツーリストは、カニ旅行の販売額が去年に比べ50%増えている。中でも人気だというのが、兵庫県の城崎温泉。兵庫県・豊岡市の創業160年の温泉旅館「西村屋本館」で、この時期に食べられる目玉料理は、身の透き通ったカニの刺身や焼きカニ、しゃぶしゃぶなどズワイガニ料理の数々。「西村屋本館」の奥田昭人支配人は「質の良い上質なカニが、私ども仕入れられておりますので」「(水揚げ量は例年比)2割3割とかは多いんじゃないかと思いますけど」と話し、この地域の水揚げ量も好調だという。今年は身が引き締まった上質なズワイガニが多く、それを求めて“カニツーリズム”も活況だという。外国人観光客が多く、予約は10%~15%ほど増加し、年内はほぼ満室だという。神奈川からの宿泊客は「きょうはカニを食べにきました。大好きです。ズワイガニがうまい、この時期のね」と話す。同じ城崎温泉にある鮮魚店「朝市広場」の城田亜紀斗さんは「今年は豊漁だったので(仕入れの)値段も落ちやすい傾向。1割くらい」と話し、漁の解禁直後、1割ほど安値になったという。しかし、今後は年末需要で値上がりする見込みのため、今が買い時だという。

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