東京都板橋区の「マルジュー大山本店」では毎朝パンを焼き上げ100種類以上販売している。一番人気のカレーパンは1月に値上げしたばかり。マルジュー・伊東正浩社長は「ガソリンが上がることによって運賃がダイレクトに上がってくる」と話す。強まっているのが小麦の価格上昇をめぐる懸念。小麦の先物価格は一時1年9か月ぶりの高値をつけた。アメリカの天候不良で収穫量が減るうえに、ホルムズ海峡封鎖による混乱で小麦の輸送や清算コストが膨らむとの見方が広がっている。マルジュー大山本店では1日およそ200キロの小麦粉を使用する。農林水産省はパンをはじめとした食品に影響が広がる可能性を注視していきたいとしている。
