パリ五輪開幕まであと1日。開会式を前に始まったサッカー男子日本代表の速報。日本は初戦で“南米の強豪”パラグアイに圧勝した。開会式を前に予選がスタートしたサッカー男子。日本時間けさ4時頃に終わった男子日本代表の予選リーグの初戦で、日本は、南米予選で優勝候補のブラジルやアルゼンチンを抑えて1位通過した“強豪”パラグアイと対戦した。日本は前半5分、コーナーキックのチャンスで、ZIP!でも取材した柏レイソルでプレーする関根大輝(21)がヘディングシュートし、決定機をつくる。今度は、パラグアイが巧みなパスからシュートにつなげてくる。どちらも譲らない展開が続く中、日本は前半19分、オランダでプレーする三戸舜介がゴールを決めて先制する。日本は前半25分、平河悠が相手選手に足を踏まれ、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)での映像チェックの結果、相手選手がレッドカードで一発退場。1点リードの日本が、1人多い展開となって前半を終える。人数の少ないパラグアイは後半11分、コーナーキックから強烈なシュートを放つが、枠の外。命拾いした日本は、ここから目の覚めるようなゴールラッシュに。後半18分には三戸がこの試合2ゴール目のヘディングシュートで追加点。さらに、その6分後の後半24分、山本理仁のミドルシュートで3点目。後半36分にも、セットプレーから藤尾翔太が頭で合わせて4点目。藤尾翔太は終了間際にも、この試合2点目のゴール。日本は、“南米の強豪”パラグアイに5対0で圧勝した。試合後、キャプテン・藤田譲瑠チマ(22)は、「いい緊張感だったというか、楽しめた緊張感だったので、すごくよかった。しっかりと準備して次の試合も勝てるようにやっていきたい」、3点目を決めた山本理仁(22)は、「いや、もう最高っすね。“もう決めてください”というボールを斉藤光毅がくれたので、僕は思いきって振り抜くだけでした。次に勝ったら、ほぼ決勝トーナメントが見えてくるので、次の試合も全力で勝ちたい」と語った。