霞ヶ浦周辺がレンコンの一大産地となったのは1970年代以降。米の過剰生産を抑えるために行われた減反政策の影響により水田をレンコン田に切り替える農家が急増。今では霞ヶ浦沿岸の約20kmに渡りレンコン田が広がっている。名人が育てるあじよしは約30年前に茨城・土浦市のレンコン農家が生み出した品種。葉が小さいため近くで他の品種が育つと光を遮られ光合成ができず駆逐されてしまう。種を守る難しさから多くの農家が栽培を断念。名人は手作業で徹底した品種選別を行ってきた。レンコンの収穫はジェットポンプを使う。柳連田蓮根は繊細なため慎重に泥だけをはがす技術が必要。