周辺で飼育されている牛を畜産が学べる高校にある安全な放牧場に避難させる初めての訓練が栃木県矢板市で行われた。大地震が起きてしばらく断水や停電が続くという想定で始まった訓練。県立矢板高校で畜産などを学ぶ9人の生徒が中心に行った。生徒たちは地元のJAが用意した家畜運搬用のトラックに計7頭の牛を乗せて学校まで運び、安全な放牧場に避難させた。近所の牛を高校に避難させる取り組みは、矢板高校の生徒たちが発案して、訓練を計画し、若者が環境活動などについて発表する全国大会で去年最優秀賞を獲得した。
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