NPT準備委員会の会合では初日からロシアを非難する声が相次いだ。ベラルーシへの戦術核兵器配備を糾弾する声もあった。一方ベラルーシは言及せずベラルーシとロシアは核兵器のない世界に向けて取り組む国際社会の努力を共有していると述べた。ロシアは初日は自国の立場を表明する演説を行わなかった。準備会合は一般討論のあと核軍縮や核の平和利用など個別のテーマごとにより具体的な議論が行われる予定だという。また2カ国間の会合も行われるという。中満泉事務次長は「軍縮の道筋に戻れるような方策をきちんと探してほしいというのが私たちのメッセージ」などと話した。準備委員会は今月11日まで続く。