AIが変える「創薬」の世界を取材する。「アルファフォールド」というAIに関する研究で、昨日、2人の人物がノーベル化学賞を受賞した。AI関係の受賞は一昨日の物理学賞に続いて、2日連続。今日の午後3時頃、医療系ベンチャーが集まるイベント「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2024」を取材した。ここ数年、薬の開発にAIの活用が急速に浸透している。そのイベントの会場で、ペルセウスプロテオミクスの萩原真二研究開発担当部長、Epsilon Molecular Engineeringの根元直人社長が、薬の開発におけるAIの活用について説明した。昨日、ノーベル化学賞の受賞が決まったのは、Google DeepMindのジョン・ジャンパー氏とGoogle DeepMindのデミス・ハサビスCEO。2人が開発したAI「アルファフォールド」は、タンパク質の立体構造を予測する事ができる。2人がロンドンで、AIによる科学の変革について語った。今日、東京・文京区の順天堂大学大学院「難病の診断と治療研究センター」で、福田宏幸さんがアルファフォールドの創薬への活用について説明した。